【保存版】天城黒豚とは?3つの特徴と美味しい理由を徹底解説!

天城黒豚とは

天城黒豚ドットコムにようこそ!

ここにたどり着いたということは、きっとどこかで「天城黒豚」という言葉を目にしたのではないでしょうか?たまたま行ったお店でたまたま知ってくださったのかもしれません。
もしかしたら、既に天城黒豚ファンだよ~という方もいらっしゃるかも?

でも、ネット上には、「天城黒豚」についての情報はほとんどありません。
「天城黒豚についてもっと知りたい!」
「信用できる豚肉なのか気になる!」
「どこで食べられるのか知りたい!」

そんな思いを持っているあなたのために!

今回天城黒豚ドットコムでは、「天城黒豚」の(ほぼ)公式アンバサダーとして、天城黒豚の特徴と美味しさの理由をご紹介します。

今、「天城黒豚」を知ってくださった方にも、既にファンになってくださった方にも、きっと初めて知る「天城黒豚」情報があるはず。ぜひ、最後までお付き合いください!

1.天城黒豚とは?

まずは、「天城黒豚」についての基本情報をご紹介いたします。

あまぎくろぶた と言います。

昭和生まれの方ならきっと石川さゆりさんでおなじみ、「天城越え」の「天城」です。

「天城越え」は、伊豆半島にある天城峠を越える旅路のことですが、「天城黒豚」は静岡県東部のとある山中で、すくすく育っている黒豚たちです。(防疫対策のため、詳細な場所は非公表となっています。)

天城黒豚を育てているのは、「株式会社 金子畜産」の四代目、金子渉氏。

1頭1頭、目の届く範囲で大切に育てているため、多くは出荷できません。
限られたお店に、限られた量しか出回らないため、まだまだ全国的に広く知られている豚とは言えないでしょう。

ですが、とにかく美味しい豚肉を追及し続けて、今や都内の人気店や、日本一との呼び声も高いラーメン店などで扱っていただけるようになっています。

天城黒豚は、金子氏が「日本一美味しい豚肉を作る」という夢を掲げて始めた壮大なチャレンジ。
その全貌を、ご紹介いたします!

※「天城黒豚」は、株式会社 金子畜産の登録商標です。

この記事の監修者は、天城黒豚 農場(たかはしMBP)スタッフです。
農場のInstagramアカウント@takahashimbpにて、天城黒豚の日常をご紹介しています。
天城黒豚に関するお問い合わせも受け付けています!

2.天城黒豚3つの特徴

まずは、天城黒豚の特徴を見ていきましょう。

  ①バークシャー100%
  ②こだわりの餌
  ③長い肥育日数

一つずつ、詳しくご紹介していきます。

天城黒豚全身

①バークシャー100%

天城黒豚は、100%バークシャーの純粋種です。

と急に言われても、「バークシャー?はて??」という方もいらっしゃいますよね?
そこで、豚の品種についてちょっと整理してみます。

そもそも豚は、猪を家畜化した動物ですが、日本において養豚として育てられている品種は、概ね以下の6種類となります。

 ・大ヨークシャー種(W)←繁殖能力○
 ・デュロック種(D)←産肉能力◎
 ・ランドレース種(L)←繁殖能力◎
 ・バークシャー種(B)
 ・ハンプシャー種(H)←産肉能力○
 ・ヨークシャー種(Y)

このような品種がある中で、日本においては、バークシャー純粋種の豚肉が「黒豚」と定められています。天城黒豚はバークシャーの純粋種ですから、「黒豚」と名乗れるわけですね。

ちなみに日本では、大ヨークシャー種(W)、デュロック種(D)、ランドレース種(L)を掛け合わせた「LWD」が一般的で、スーパーなどでよく見かける「三元豚」はこれにあたります。

バークシャー種は、繁殖能力や産肉能力で考えると育てやすい品種ではありませんが、味や肉質などの面で優れていると言えます。
なお、世間が「黒豚」に対して抱く良いイメージは、「かごしま黒豚」が長年の苦労とともに築いてきたものであることは、忘れてはならない点です。感謝。

②こだわりの餌

天城黒豚は、こだわりの餌で育てられています。

食育の取り組みなどで、「私たちの体は食べたもので作られている」などと良く言われますが、これはヒトに限った話ではないですね。

天城黒豚が健康に育ち、美味しい豚肉となるためには、餌は特に重要です。

そう聞くと、「なんだ、当たり前のことじゃないか」と思われるかもしれません。
そう、特に目新しい話ではなく、当たり前のこと。

ですが、こだわった餌にはお金がかかります。
出来るだけ安価な餌で育てた方が、コストを抑えるという面では当然良いわけですね。それでも、社長自ら配合を考えたオリジナルの餌を、専門家の分析を経た上で与えています。

また、給餌方法にもこだわります。
例えば、出荷直前の豚は餌を減らしていくのが業界の常識ですが、天城黒豚は仕上げの餌をしっかり食べてもらった状態で、出荷となります。

こだわりの餌と給餌方法により、抜群の肉質・脂肪質となり旨味もアップ
豚骨、テールなどを炊き出せば、最高のスープになります。

常識にとらわれずチャレンジしていく。
全ては、美味しい豚肉のためです。

③長い肥育日数

三つ目の特徴として、肥育日数の長さが挙げられます。

一般的に豚は、生まれてからおおよそ180日ほど、体重が約110kgとなったあたりで出荷されますが、天城黒豚の肥育日数は平均すると210日以上。
旨味を追求して、500日以上肥育するこだわりの豚もいます。

①で産肉能力という単語が出てきましたが、肉豚(豚肉になるための豚)の場合、短い肥育日数で体を大きくして出荷した方が効率的であることは、言うまでもありません。

とはいえ、短い期間で急激に太った場合と、ある程度の日数をかけて少しずつ太っていった場合とでは、肉質や脂の質が違います。

大規模な養豚場ではないからこそ、1頭1頭様子を見ながら、ベストな出荷タイミングを見極めることができるわけです。

3.天城黒豚が美味しい理由

2.では、天城黒豚の特徴を見てきました。
次に、天城黒豚の美味しさの理由をご紹介いたします。

  ・健康だから美味しい
  ・赤身の味が濃いから美味しい
  ・質の良い脂肪だから美味しい
健康だから美味しい

2.でも触れましたが、こだわりの餌を、給餌方法にもこだわって、通常よりも長い日数をかけて育てているため、良い健康状態で出荷できます。

天城黒豚の健康状態を確認する方法、それは、内臓を見ること。

お魚も、内臓の状態で身のクオリティが分かったりしますよね?
それと同じです。

週に1度は内臓、とりわけ腸(いわゆるホルモン)の品質チェックを行って、良い健康状態が保てているか確認しています。

ここまでするからこそ、美味しいお肉、そして、美味しいホルモンを召し上がっていただけるのです。

赤身の味が濃いから美味しい

こだわりの餌で育った、健康状態の良い天城黒豚は、赤身の味が濃厚です。
「今食べたの、本当に豚肉…?」と思ってしまうほど。

例えば塩・胡椒をふって焼いただけ、といったシンプルな料理でも、お肉そのものの味を楽しんでいただけます。

豚肉はいつも食べているけれど、お肉自体の味ってどんなだったっけ…?
そんな風に思われた方、ぜひ一度、天城黒豚を食べてみてください!

ちなみにウデ肉は、筋が多いため、この部位単独で販売されることは少ないですが、赤身が多く濃厚な旨味を味わえます。お手頃価格で購入できる「切り落とし」に使われていることも多いため、切り落としを買った際には、密かに味わいを比べてみると発見できるかも?

質の良い脂肪だから美味しい

「霜降り和牛」のように、牛肉を語る際によく、サシ(脂肪)が注目されますが、脂肪の質が美味しさに影響するのは豚も同じです。

天城黒豚は、一価不飽和脂肪酸が多く多価飽和脂肪酸が少ない構成になっていて、オレイン酸も豊富に含まれています。

聞きなれない単語が出てきましたが、一言で言えば、脂肪の質が良くて美味しい豚肉なのです!

「脂肪なんて付いていない方が健康に良い!」
「ダイエット中なのに太っちゃう…」

そう思われるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
確かに、脂身がたっぷりついた豚肉を見ると、健康に悪そうなイメージを持ってしまいますよね。

ですが、脂質は必須栄養素の1つです。
もちろん食べ過ぎは良くないですが、良質な脂肪を摂ることが重要なポイント。

脂質を構成する成分に「脂肪酸」がありますが、質の良い脂肪かどうかは、脂肪酸のバランスが大切です。

一概には言えないものの、豚肉の場合は以下のような傾向があります。
 ・一価不飽和脂肪酸は多めが良い
 ・多価飽和脂肪酸は少なめが良い

つまり、天城黒豚は質の良い脂肪だと言えます!

「一価不飽和脂肪酸」はオレイン酸でおなじみですが、この割合が高いと旨みを感じさせること、香りが良くなることなどが近年の研究で分かってきています。

とはいえ、脂肪酸の割合に関する研究は、まだまだ発展途上。
これからも、より良質な脂肪とするべく、挑戦は続きます。

4.安心・安全への取り組み

天城黒豚は、トレーサビリティが徹底されています。

お店に卸している豚はもちろん、週1回の内臓チェックを行う豚も、どの豚房にいた個体かまで、追跡することが可能です。

ここで、「株式会社 金子畜産」の社長、金子渉氏のご紹介をさせてください。
金子畜産は、屠畜(とちく)から、仲卸(小売店や飲食店への販売)までを行う会社です。

通常、養豚業を営む生産者が行うのは出荷までで、卸売や仲卸は別の業者が行います。卸売や仲卸は、良いものを厳選して仕入れを行う目利きのプロですが、生産者側にアレコレ注文をつけることはなかなかできません。

金子氏は、豚肉のスペシャリストとして、「こんな豚肉があったら良いな」という想いをずっと抱えていました。もともと取引先だった養豚場が廃業を決めたことを機に、自分の理想とする豚肉をつくるため、自ら養豚を始めたのです。

これにより、生産から仲卸まで、一気通貫での管理が可能となりました。食品の安全性、透明性を高めるためのトレーサビリティが、意識せずとも導入されていることになります。

安心・安全への取り組み、と書きましたが、正確には取り組みでは無いのです。
「日本一美味しい豚肉を作る」ことを考えた結果、自然と、そうなっているのです。

5.まとめ

この記事では、「天城黒豚」についてお伝えしてきました。

特徴
 ①バークシャー100%
 ②こだわりの餌
 ③長い肥育日数
美味しい理由
 ・健康だから美味しい
 ・赤身の味が濃いから美味しい
 ・質の良い脂肪だから美味しい

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
そろそろ、試しに「天城黒豚」を食べてみたくなっていませんか?

こちらに、天城黒豚が食べられるお店、買えるお店をまとめておきました。
→→取り扱い店舗一覧はこちら

ぜひ、この機会に食べてみていただけると嬉しいです!

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